CPAP(シーパップ)療法とは、鼻に装着した特殊なマスクから空気を送りこむことによって、ある一定の圧力を気道にかけ、閉塞を改善する方法です。効果も高く、副作用が少ないので、いびき・睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療方法として世界的に確立しています。高血圧などの合併症の予防、改善効果があることも立証されており、健康保険も適応されます。
※健康保険でCPAP療法を行うには、毎月1回、外来診察を受けていただく必要があります。
当院では帝人ファーマ(株)と提携してCPAP治療を行っています。
帝人では携帯電話の電波を利用して患者さんの使っているCPAP装置のマスクからの空気の漏れ、無呼吸のコントロール状況、使用時間などをリアルタイムで監視するシステム(Nemlink)を導入しています。毎月の通院の際にNemlinkのデータをインターネットを通じて当院でチェックいたします。
3割負担の場合で毎月4800円前後
気道が広がる為、これまでの閉塞による諸症状が改善されますので、ご家族やまわりの方に迷惑をかけないですみます。
無呼吸の状態が続くと、眠りが浅い状態となり、しっかり睡眠時間をとったとしても熟睡できていません。
朝の目覚めの際、すっきりした感じがとれず、日中に眠気を及ぼします。こうした状態を、元来の睡眠リズムに戻すことができます。
夜間に息をしていない状態でも、人間は常に体内で酸素を消費し続けております。
必然的に、酸素を吸い込こまないと、酸素が使われて二酸化炭素となりますので、こういった症状を改善します。
※オンライン診療には健康保険自己負担金(0~3割)以外に別途システム使用料が700円必要です。